少子高齢化に伴い減りゆく日本の人口、2065年には8,800万人とも言われる。一億層活躍社会の実現に向け、「働き方改革」「女性活躍推進」と謳われて久しいが、政権や政府の思う通りには改革が進んでいないように見受けられる。
その原因として、日本社会、日本企業の慣習や経済環境も影響しているのだろうが、より普遍的な問題と捉える見方もある。事実、Googleのような米国を代表する企業でも、女性の方が女性の成果を低く見る(社会心理学で、「ゴールドバーグ・パラダイム」と呼ばれている)傾向に対する対策を講じているという。
今月の講師 江澤氏は、産婦人科医としてのご活躍のみならず、NASAの宇宙飛行士選抜試験に女性唯一のファイナリストとして挑戦、スコットランド出身のご主人との間に双子が産まれて母親となった今でも、国内外を舞台に多方面で活躍され、新たな分野への挑戦を続けておられる。
常に新たな目標に挑戦される彼女の溢れるエネルギーはどこから生まれてくるのか、そして今後どのような「高み」を目指していかれようとされるのか、是非お話を伺いたい。きっと、女性活躍推進のヒントが隠れているに違いない。
産婦人科医/医学博士/社会企業家/法学博士課程在籍/2009年 NASA/JAXA宇宙飛行選抜ファイナリスト
江澤 佐知子 氏
東京都大島町出身。夫はスコットランド人、双子男児の母。小学校時代、なるほどザワールドを観て世界を股にかけて人生を歩む決心をする。
尊敬する父と同じ産婦人科医となり、一方海外にも活躍場面を広げ、米国セネ ジェニクスアンチエイジング専門医取得、スウェーデン王室よりアマランタ賞受勲。医学博士取得後、今までできなかった大好きなことを全部しようと決意、船舶免許、パイロット免許を取得し、NASA/JAXA宇宙飛行士選抜女性唯一のファイナリストとなる。
スコットランド政府主催グローバルスコット会員授与、成し遂げる女性の象徴ヴーヴ・クリコウーマン受賞。女性医師による社会貢献NPO医療情報広報局を設立後、早稲田大学法学部に再入学し医学博士取得の研究テーマを法律学の視点から研究。2014年双子出産を経て、同大学で研究を続ける。
現在も臨床医を主軸に、産業医、企業顧問、NPO活動、講演活動など幅広く活躍し、そのチャレンジングな生き方で多くの女性を元気にしている。南流山レディスクリニック顧問/新松戸レディスクリニック院長。
2018年9月18日(火曜日)
18:45 受付開始
19:10~20:20 スピーカーによる講演とQ&A モデレーター: 中山 泉
20:20~22:00 参加者紹介&部会活動報告および懇親会
Horizon倶楽部事務局 岡山裕大
9月12日(水)までに
info@horizon-club.com までご連絡ください。
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60名